スポ少の卒団式を仕切る側になると、社会のマナー的な所が必要になりますよね。
普段の生活では式典に関わる事って少ないですからね。
目録も書き方やマナーが、こまごまありました。
スポ少の卒団式では、「贈呈」より「寄贈」を使った方が良いだとか、宛名は「様」ではなく「殿」を使うと言ったような事や、折り方などです。
そうした方が良い理由や、卒団式で使用した目録の画像も掲載します。
他には、複数の記念品を贈る場合の目録の書き方や、現金の場合などもまとめました。
毎年決まった書き方やフォームなど、前年度の卒団式の資料を引き継いだならそのまま使う方が良いでしょう。
ですが、全く何もかも初めてで、悩んでいるなら真似て作ってみて下さいね。
目録とは、贈る品の一覧表やリストで、正式な贈答には目録を付けます。差し上げる贈答品の品名や数量、日付、贈り主名などを記しますよ。
卒団記念の目録の書き方
スポ少の卒団式で使用した目録がこちらです。
テンプレートとして書き写してお使い下さいね。
複数ある場合の書き方
贈るモノが複数ある場合もあるでしょう。
そういった場合には、全ての寄贈品名を書き、一式などではなくそれぞれについてきちんと数を書きましょうね。
一、ボール 五個
一、ヘルメット三個
一、バッティングネット一台
団員に1個ずつ贈る場合の書き方
例えば、50人の在団生へ1個ずつ贈る場合もあるでしょう。
そのような時には1人あたりの数量で 「1個」と書のではなく、全体の数を書くのが正しいです。
現金や商品券を贈る場合の書き方
現金を贈る場合には、金額を漢数字で書きます。
壱・弐・参などの字です。
「寄贈」と「贈呈」の言葉の使い分け
「寄贈」と「贈呈」の言葉も、使う用途で変わってきます。
どちらを使っても意味はさほど変わらないとは思うでしょうが、立場で使い分ける事は大事な事ですよね。
「寄贈」とする場面
もう少し分かりやすくすると、
「寄贈」は対人間ではなく、母校、会社、公園、各種団体などにモノを送ること。
「寄贈」は、相手との関係が対等、または、格下。そして、形に残る大きな物で、贈った人の名前が入るネームプレートなどを貼り付けてもおかしくないようなものです。
「贈呈」とする場面
「贈呈」は、相手が格上、または、尊敬に値する間柄。で、迷惑にはならず、必ず入用なもの。対人間で形が残らないもの(食品など)などにも使います。
なので、スポ少の卒団生が在団生へ贈るときには、「寄贈」が適しているでしょうね。
宛名は「様」より「殿」
宛名は「様」より「殿」を使います。
「様」よ「殿」って、使い分けに悩むこともあるでしょうが、
ポイントは敬意の方向なんですよね。
卒団式で目録を渡す場面は、卒団生から在団生(団員)へ行うことが多いでしょう。
なのでスポ少の卒団式の目録として使用するなら、「殿」になります。
目録は奉書紙
目録は奉書紙(ほうしょがみ・しっかりした白い和紙)を用います。
文房具店などで目録用紙が売られていますよ。そちらを利用しても良いでしょう。
レーザープリンター、インクジェットプリンター対応の用紙もたくさんありますよ。
時間もなくてA4版プリンターがあるなら、家で印刷できるセットを利用しましょう。
たった30分で完成します
\A4版プリンターで印刷できる目録/
まとめ
スポ少やクラブチームでは、学校関係では卒業式とするところを「卒団式」と呼ぶようになります。
そうすると、「卒業式」では当てはまるところが、「卒団式」では当てはまらなかったりと、チョットした事に悩むことがあります。
式典なので、マナーに関しては失礼の無いようにしないといけませんよね。
卒団式として用いる目録も、書き方やマナーがこまごまりますからね。
「贈呈」より「寄贈」、宛名は「様」ではなく「殿」ですよ。
卒団式で使用した目録の画像が参考になれば幸いです。
全く何もかも初めてで、悩んでいるなら真似て作ってみて下さいね。
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