近距離での引越しの経験を元に、洗濯機の移動費用を安く抑える方法や一人でできる梱包方法もまとめています。
引っ越しは何かとお金のかかりますし、できるだけ出費を抑えたいですよね(T_T)。
引っ越し会社に頼むと高額になるので、近距離だし自分たちだけで引っ越しをする、という人もいると思います。
その場合、大型の家電だけでも業者にお願いできればだいぶ楽ですよね。
私も自分たちだけで引っ越した時は梱包も運搬も苦労したのは家電でしたよ。
とくに洗濯機は大きくて重くてしかも意外と繊細なので取り扱いが大変でした。
そこで、これから費用を安く抑えて洗濯機を移動させたい人のために、洗濯機を安く運搬する方法や、その時の梱包についてお伝えしていきます。
洗濯機の移動費用の宅配の配送料はいくら?
まず、普通の宅配便では大きさや重さに制限があり、洗濯機のような大物は頼めません。
しかし、宅配業者には宅配便だけでなく、大型の家具・家電を一点からでも運んでくれるサービスもあります。
たとえばヤマト運輸には「らくらく家財宅急便」というサービスがあります。
荷物の大きさの三辺の合計が450cm以内、重さが150kg以内であれば運搬可能ですので、洗濯機のなかでも大きくて重いドラム式洗濯機でも余裕でおさまりますね。
料金は、一般的な洗濯機のサイズが250cm以内だとすると、東京→大阪間は8,855円で運搬してもらえます。
また、佐川急便には「飛脚ラージサイズ宅配便」があり、三辺の合計260cmまでの荷物を運んでくれます。
ただし、重さが50kgまでなので、思いドラム式洗濯機は不可かもしれません。
こちらは260cm以内で、東京→大阪間で7,865円です。
さらに、引っ越し業者にも単品で受け付けてくれるところがあります。
引っ越し業者に頼んだ時の料金は、時期によって大きく変わります。
引っ越しシーズンはかなり高くなると思われますが、シーズン外で、なおかつ引っ越し業者の指定する日時に合わせることができるのであれば、費用は抑えることができます。
引っ越し業者の良いところは、引っ越しのプロなので梱包から設置まで完全にお任せできるところです。
これはかなりの強みなので、料金一括見積もりサービスなどで一度見積もってみるのも手だと思います。
梱包はしてくれる?自分でするなら方法は?
先ほど引っ越し業者は梱包から設置までしてくれる、と述べましたが、宅配業者も会社やプランによっては梱包もしてくれる場合があります。
先ほどご紹介した「らくらく家財宅急便」なら梱包してくれるので洗濯機が傷つく心配はありません。
ただし、すべての宅配業者が梱包からしてくれるとは限りません。
もし依頼した宅配業者からすぐ運び出せるように梱包まではしておいてください、と言われたら自分でしなければいけません。
では、どんなところに気を付けて梱包すれば、故障や破損を避けられるでしょうか。
まず、洗濯機は梱包の前の準備が大切です。
・水抜き
・給水ホース、排水ホースの取り外し
・電源、アース線の取り外し
これらの作業は取扱説明書を確認しながら確実に行いましょう。
宅配業者によってはホースの取り外しをオプションで請け負うサービスを行っているところもあるようです。
そして洗濯機の運搬で一番気を付けるべきこと、それは洗濯槽をなるべく揺らさないように固定することです。
洗濯槽が揺れると故障の原因となります。
ドラム式洗濯機なら洗濯槽を固定する固定ネジが付属しているので、それを使って固定します。
縦型洗濯機は発泡スチロールやいらないバスタオルを洗濯槽と本体の間に挟み込んで、揺れないように固定すると良いでしょう。
ここまでできたら、あとは本体が壁などにぶつかったときに傷つかないようにするために、毛布などの厚手の布などでぐるっと包めば梱包終了です。
まとめ
洗濯機の運搬は宅配業者のほうがやや安いようですが、引っ越し業者は時期や場所によって値段がまったく違ってくるので、問い合わせたり、一括見積もりサービスを使って事前に調べることが大切です。
面倒にも思えるかもしれませんが、一度問い合わせてみると、料金や、梱包などのサービスの有無も
確認できるので、様々な条件を比べて自分に合った方法を選ぶことができます。
大きく重く、繊細な家電である洗濯機の運搬は事故や破損がないようにできるのが一番です。
無理せずに最適な運搬方法が選べるといいですね。