子どもの学習机を移動するときの方法についてまとめています。
引越しやお部屋間の移動、模様替えなどで学習机の移送を一人で行うには、結局のところ分解して移動させるのが一番良い方法だとの結果にたどりつきました。
部屋のドアからも出しやすいし、分解した分、一つ一つのパーツが軽くなり、一人でも移動できます。
学習机の移動をより手際よく行う為に、プロの引越し業者が行う方法や、簡単に移動させるための方法についてもまとめていますので、参考になさって下さいね。
学習机を移動するときは分解するのが最適?
子どもの学習机、様々なタイプがありますが、上部分に棚があるタイプになると特に大きくて重たいですよね。
さらに天板部分が突き出ていたり、ライトがついていたりと、けっこう複雑な形や構造をしているので、移動させるとなると思いのほかやっかいです。
部屋から出して移動するとなると、部屋のドアや廊下などを通り抜けないといけませんよね。
重さの点でも大きさの点でも分解したほうが移動はさせやすいでしょう。
というよりドアや廊下の幅次第では分解しないと、まず通らないこともあるかと思います。
実際、家具を移動させるプロの引っ越し屋さんも、学習机を移動するときは分解してから移動されることが多いそうですよ。
さて、では分解するとなったらまず何からすれば良いのでしょう。
一番にすることは、当たり前ですが、学習机の上や中にあるものをどかすことです。
引き出しの中身くらい入れたままでもいいのでは?と思われるかもしれませんが、重いと持ち上げにくいだけでなく、重いまま動かすことで本体やキャスターが歪んでしまう恐れがあります。
中身を出したら、上下に分かれるタイプの学習机は上下に分解しましょう。
違う部屋に移動する程度であれば、出入り口や廊下の幅によっては、上下に分けて運ぶだけでも大丈夫かもしれません。
必ず学習机の大きさと、出入り口や廊下の幅の長さを測ってから作業するようにしましょう。
しかし引っ越しをするためにトラックに積むなどであれば、もう少し分解したほうが運びやすいですよね。
特に一人で運び出そうとする場合は、なるべく一つ一つのパーツを小さくした方が運びやすいのではないでしょうか。
実際にどうやって分解して移動させるのか、次で詳しくお話していきます。
引越しや部屋から出すときなどでも一人で出来る方法
学習机は大きいので、一人で移動させようとすると大変ですよね。
それでも運び方のコツを知っていれば、何とか一人でも運べるので、頑張ってみてください!
学習机は分解の方法が決まっているわけではなく、分解の仕方はそれぞれ違います。
分解するのにドライバーや六角レンチがいるもの、特に工具が必要ないものもあるので、説明書がとってあれば必ずそれを確認してください。
隣の部屋に移動させるくらいならば、上下に分解するだけでも、出入り口や廊下の幅さえ通れば一人でも移動可能です。
まず左右どちらかの学習机の脚の下に毛布などを敷きます。
そのまま反対側を少し持ち上げて、ずるずる引きずると床を傷つけずに移動することができます。
上の棚部分は天板を含む下部分より大きさも重さもそれほどないですが、照明部分を割らないようにだけは気をつけて、同じように毛布等に乗せて引きずって移動させましょう。
引っ越しの場合は、階段を使って運ぶこともあるでしょうし、トラックに積んだり、移動中は大きく揺れたりする可能性もあります。
できるだけ細かく分解して、揺れ対策のために梱包材などでパーツごとに梱包するのが、手間はかかりますが、最も安全に運べる方法でしょう。
引き出しもストッパーがかかっているかもしれませんが、説明書にしたがって取り外しておくと、だいぶ軽くなるので、一人で運びやすくなります。
気をつけなければいけないのは、素人が分解したのはいいけど、元に戻せなくなった!という事態です。
分解するときに、分解した手順やパーツの組み合わせごとに番号をふっておくと、組み立てるときに間違えにくいですよ。
分解した箇所をスマホなどで写真に残しておくのもいいですね。
さて、トラックに積み込むときですが、このときも注意がいくつか必要です。
学習机の上部 (棚部分)は前に倒れやすくなっているので、必ず倒して置くようにしましょう。
特に照明部分は、梱包していても、倒れてしまえばあっさり割れてしまうこともあるので危険です。
学習机の下部で気をつけたいのは、天板部分です。
天板は広くて平らなので、この上に他のパーツや荷物を載せることもあるでしょう。
そこで傷がつく恐れがあるので、天板部分はダンボールや毛布などで厳重に守ることをおすすめします。
また、運び出すときも運び入れるときも、狭い廊下や出入り口を通る時、曲がるときは壁に当たって傷がつきやすいので、細心の注意をはらいましょう。
ニトリの学習机は分解しやすい?
よく学習机のCMをしているニトリですが、こちらの学習机は分解しやすいようです。
「くみあわせデスク」という商品で、棚部分の組み合わせを自由にレイアウトできるのが売りです。
組み合わせを変えることが前提なので、分解もそれほど複雑ではありません。
上部と下部は安全のために連結器具でしっかり固定してありますが、分かりやすくついているので、分解も他の学習机よりしやすいといえます。
引き出し部分も独立したワゴンタイプになっているので、引き出し部分だけで移動させることが可能です。
いずれ学習机を移動させる、引っ越しをする予定がある場合、「くみあわせデスク」を検討されてもいいかもしれませんね。
まとめ
子どもの学習机を移動させるときは、分解や解体して移動させるのが最適なのかどうか、引越しや部屋から出すときでも一人で出来る方法について詳しくお伝えしてきました。
まとめると、同じ階の別の部屋に移動するときは、上下に分解し、毛布等を利用して引きずって移動させる手段もあります。
引っ越しをするときは、一番安全なのは各パーツに分解して、それぞれを梱包して運ぶ方法です。
1人で運ぶなら、一つ一つのパーツが重すぎないようにしておくと無理しないで済みますね。
大きな家具を運ぶのは大変ですが、安全に気をつけて慎重にされてみてください!