学制服のお下がりのお礼と相場について、また渡すタイミングや場所、また、商品券でお礼を渡すのは失礼にならないのか、ということについてもお話していきます。
学生服は新しく購入して揃えると、場合によっては2万円を軽く越えちゃうほどの値段がしますよね。
親しい間柄なら、進級するタイミングで学生服のお下がりを頂く事もあり、ほんとに有難いと思います。
しかし、学生服は洋服と違って、とても高価なものですから、お礼をどのようにしたら良いか迷うことも多いです。
この記事では、学制服のお下がりのお礼と相場、渡すタイミングや場所についてまとめています。
私の周りでも、このように行われているという風に聞くことが多いので、良かったら参考になさって下さいね。
学制服のお下がりのお礼と相場
学制服のお下がりのお礼と相場についてお伝えします。
子どもの入学や進級は本当に嬉しいものですよね。
しかし入学時に必要な制服に体操服、学用品など何かとお金がかかるのも事実です。
進級でも制服をサイズアップさせたり、新たに必要になる学用品をそろえたりと、また費用がかかってきます。
特に制服はスカートまたはズボン、ブレザー、シャツなど一式合わせると2万円以上、ものによると3万円ほどかかることもあります。
さらに洗い替えまで、と考えるともっとかかってきますよね。
できるだけ節約したいものですよね。
そこで少し年上の子どもがいるママ友や、近所の人から制服お下がりがもらえるとしたら、どんなにか助かるでしょう!
この助かった、ありがたい、という気持ちを表すのに、どのようにお礼をすればいいのか迷ってしまいますよね。
お礼の品を渡したいとは思うものの、相手も捨てるのはもったいないから、また使ってもらえればうれしい、という気持ちで譲ってくれているものです。
相手が負担に思わない、こころよく受け取ってもらえるようなお礼を選びましょう。
お礼の品の定番の品といえば、菓子折り、コーヒーなどの飲み物セット、図書カード、商品券などです。
最近ではこれに電子マネーが加わることもあるようです。
相手の家族構成や状況、相手との関係性で何を贈るか決めるといいですね。
菓子折りやコーヒー・紅茶などのセットの場合は家族で食べられるようなものを選びましょう。
消耗品なので、贈る側も受け取る側も気軽にやり取りできます。
図書カードや商品券、電子マネーは相手が使い道を決めることができるところがいいですね。
かさばりもしないので、迷惑にはなりません。
相手がかなり親しい場合や好みがわかる場合は、自分と相手の間柄ならではのお礼でもいいでしょう。
私もそれほど親しくない、家族の多い相手には菓子折りを、気心が知れていて好みもわかっている相手にはハーブティーのセットと、制服の持ち主であった、面識のある子どもに図書カードを合わせて贈ったことがあります。
もう一つ迷うのが相場ですが、これは3000円~5000円程度でおさめる人が多いようです。
お礼される側の立場に立ってみると、あきらかに5000円以上もするものは、「そこまでしてもらうつもりじゃなかったのに。」とかえって申し訳なく感じてしまいますよね。
相手の負担にならない程度の金額が3000円~5000円という相場になっているようです。
お礼を渡すタイミングと渡す場所、大勢の前は避けるべき?
お礼を渡すタイミングと渡す場所、大勢の前は避けるべきなのかも詳しくご紹介します。
お礼を渡すタイミングはいつがベストなのでしょうか。
気楽な間柄でお下がりをいただく日を前もって約束していたり、こちらから取りに行ったりする場合は、お礼は用意しておいてその場ですぐ渡しても問題ないでしょう。
もし急にいただいたのであれば、あまりにも早すぎるとお下がりを待っていたかのようになってしまいますし、遅すぎるとお礼の気持ちが伝わりにくくなってしまいます。
数日~2週間の間にするのがベストだと思いますが、次に会う予定が決まっているのなら、その時でも良いでしょう。
では場所はどうでしょう。
もちろん会える場所で、会えるタイミングを逃さずお礼を渡すのが一番いいのですが、なかには人前でお礼を受け取るのは気が引ける・・・という人もいるので気をつけましょう。
たとえば保育園・幼稚園や小学校で会えるタイミングで渡すとします。
しかし他の人からの人目もある場所です。
他の人にはお下がりを渡していない、ということを相手が気まずく感じてしまう可能性もありますよね。
そう考えると、大勢の前は避けた方が、相手に負担はかけないで済みます。
どうしてもそこでしか会えない、という場合はできるだけ人目につかないようにする配慮ができるとスマートですね。
学生服のお礼には商品券はどうなの?
学生服のお礼には商品券をお渡しするのは失礼になるのか、気になりますよね。調べてみましたのでご紹介します。
先ほども述べた通り、商品券もお礼の定番品になっています。
商品券は相手が使い方を決められるので、好みを気にしなくていいというメリットがありますよね。
半面、選ぶ手間を省いたと思われるのではないか、金額を分かるものを贈るのは失礼になるのではないか、と気になってしまう人もいると思います。
これはお礼を渡す相手にもよるでしょう。
気心のしれた友人であればそれほど気にせずに「好みと違うといけないから。」「子どもさんが好きなもの買ってね。」と言い添えれば問題ないでしょう。
ただし相手が上司や近所の世話役のような目上の人であれば、商品券は失礼だと気分を害されることもあるかもしれないので、商品券は避けた方が無難です。
学制服のお下がりのお礼と相場まとめ
学制服のお下がりのお礼と相場や渡すタイミングや場所・商品券でお礼をするのは失礼ではないのかについて詳しくお伝えしてきました。
お下がりのお礼の定番は菓子折り、コーヒーなどの飲み物セット、図書カード、商品券、電子マネーなどで、相場は3000円~5000円程度です。
高価すぎるものは相手にかえって気をつかわせるので、程よくおさめましょう。
また、相手との関係性によって、定番品にしておくのか、好みを分かったうえで定番品から外したものにするか考えましょう。
また、商品券でお礼をするのは、相手が目上の人であれば失礼に当たることもあるので、相手を選びます。
お礼では感謝の気持ちを伝えるのが一番の目的です。
独りよがりにならないように気をつけて、今後も良い関係が築けるようにしたいものですね。