暑い季節は、熱中症対策が必要です。
スポーツ少年団の活動中も熱中症対策は欠かせません。
飲みもの以外でもたくさんの工夫をしています。
熱中症対策には、体を冷やすことが有効です。
ですが、相手は子供です。体力も体の大きさも大人とは違います。
大人と同じようにすればいいとは限らないんですよね。
・子供に大ウケだったグッズ
・返って逆効果な暑さ対策
についてお伝えします。
暑さ対策で首を冷やすのはOK!
暑さ対策で、首の後ろや脇の下を冷やす事は、有効な手段です。
これは、子供でも一緒です。
「首の後ろ」や「脇の下」の動脈を冷やす事が、体温を早く下げる手段として良いのです。
発熱している原因にもよりますけど、高熱で体温を早く下げる手段として、病院ではよく行う事です。
三点クーリングといって、「腋(わき)の下」、「首筋」、「足の付け根」の太い血管が通っている所を冷やします。
そうすることで、早く体温が下がるんです。
スポ少の練習では、長時間グランドで運動をします。
夏の時期には、大人はいつも以上に子供の様子に目を向けています。
いつもと様子が違う、
休憩しても疲れがとれていないように見える、など、注意深く見ています。
暑さ対策の準備もしっかりやっています。
スポーツ少年団の熱中症対策には、体を冷やす為のこんな工夫をしています。
スポ少の熱中症対策
長時間のグランドでの練習は、暑さとの戦いみたいなものです。
休憩の間に体を冷やす事って、とっても大事な事なんです。
合間の時間に体温を下げる工夫として、「アイスノン」と「氷のう」はおすすめしたいです。
アイスノン
練習には、首に巻くアイスノンを持参しています。
暑いときの体温調節は首を冷やすのが手っ取り早いです。
以前は、冷蔵庫で凍らせた保冷剤をセットするタイプを使っていましたが、保冷剤が冷えすぎてカチコチだし、調整が必要でした。
ちょうど良くなった時には、あったまってくる感じで、保冷剤は不評だったんですが、アイスノンなら今のところ好評です。
速やかに首元を冷して体温を下げて下さいね。
氷のう
氷のうは子供に大ウケで、今ではどの家庭でも使用するようになりました。
氷を入れて使用するタイプの氷のうで、半日は冷たさが持ちます。
休憩の合間に、首元や頭に乗せて使っていますよ。
こちらの、ミズノの氷のうは個人的にお気に入りです。
暑さ対策は代謝も大事
暑さ対策で、首の後ろや脇の下を冷やす事は、有効ですが、返って逆効果な場面もあるので注意が必要です。
体が暑いことで、冷たいものばかり飲んで、内臓を冷やしてしまう事です。
子供には、内臓が冷えてるかどうかなんて、わかっていません。
そんな状態なのに、体はまだ暑かったりします。
体がブルブル震えだして、初めて気がつくくらいではないでしょうか?
頭は「体を温めなきゃ!」と思ってしまうので、体を温めようと熱を持ちます。
体はほてりだし、暑さが増す。返って逆効果です。
体温調節が上手くいかず、代謝も悪くなりまり、体調も崩しやすくなってしまいます。
体を冷やすというより、「血液を冷やす」ことに焦点を当てればいいと思います。
まとめ
5月なのにすでに暑いですよね。
暑い季節は、熱中症対策が必要です。
相手はまだ子供です、大人が様子を見る必要があります。
スポーツ飲料も必要不可欠ですが、子供達の様子をみて調子が悪そうだったら休ませる。
そして、体を冷やすというより、「血液を冷やす」ことに気を配って、楽しくスポーツが出来る環境を作ってあげたいですね。
急に保冷剤は必要になったときに使えるのはコンビニです。