子供の熱中症予防に、さっと家庭で出来る飲み物の作り方をまとめてみました。
暑い時期の運動時には、スポーツドリンクが良いと分かっていますが、毎度の事だと、飽きちゃうんですよね。
飽きてしまった子供のために、家庭で作れるスポーツドリンク以外の飲み物を、色々試して見ました。
飲んでみた感想も合わせて、シェアしますね。
どれも、簡単なのでさっと出来ますよ。
熱中症の予防にいいとされる飲み物
暑さが原因で起こる脱水症の一種が熱中症です。
水分と塩分と糖分を上手に組み合わせたレシピが色々ありました。
テレビで紹介されたモノの中から、子供にウケの良かったドリンクです。
水、レモン、ハチミツ、塩
500mlペットボトル(水)・・・1本
塩・・・1.5g
ハチミツ・・・大さじ1
レモン汁・・・小さじ1
<作り方>
ペットボトルにすべての材料を入れて振って混ぜ合わせたら出来上がり。
<飲んでみた感想>
ハチミツだけでは酸っぱいので大人向けです。風呂上がりでさっぱりしたい時に飲みたいって感じです。ハチミツを使っているので、ハチミツが心配なら子供には不向きかな。
塩麦茶
麦茶・・・1L
塩・・・小さじ1
砂糖・・小さじ1
<作り方>
麦茶1Lに対して小さじ1程度の塩と砂糖を混ぜる
<飲んでみた感想>
見た目も味もほぼ麦茶ですが、砂糖でほんのり甘い感じもします。甘ったるくないので、後味はすっきりです。塩は全く感じなかったですよ。分量を調整しやすく、子供の好みに合わせやすいと思います。
家庭で出来る経口補水液
水・・・1L
塩・・・小さじ1/2
砂糖・・・20〜40g(大さじ2と小さじ1〜大さじ4と1/2)
レモン・・適宜
<作り方>
沸騰させて冷ました清潔な水で、分量を間違えず、できるだけ正確に計って混ぜる
<飲んでみた感想>
塩が少なめなためか、どちらかというと甘い印象です。スポーツで汗をかく時の飲めば、飲みやすいかと思います。
レモン以外に、梅も良かったです。
熱中症予防には塩と砂糖
熱中症対策のために水分、塩分補給する際、糖分を一緒にとることで、塩分の吸収効率が上昇します。
熱中症は、暑さが原因で起こる脱水症の一種なんですね。
水分と塩分からなる体液が不足した状態が、脱水症です。
だから体液と同じ水分補給が、吸収率が高いので、いちばん良いのです。
その、体液と同じ水分補給には、生理食塩水が理想です。
あと、熱中症の時は、塩分・糖分も減少するので、生理食塩水に糖分を加えるのが理想なんですね。
家庭で作る生理食塩水の作り方
生理食塩水は 塩分9%+精製水です。
コップ1杯(200ml)の水に、ひとつまみ(0.2g)程度の塩が目安量です。
水・・・1L
塩・・・小さじ1(2g)
砂糖・・大さじ1~4(お好みで)
レモン、はちみつ・・・適宜
<作り方>
1リットルの水に塩と砂糖を溶かす。砂糖が溶けにくい、混ざりにくい場合には少し水を温めると良いですよ。
<飲んでみた感想>
レモンやはちみつを溶かして入れて飲むのと、さっぱり感が出ます。
まとめ
子供の熱中症予防に、さっと家庭で出来る飲み物の作り方をまとめてみました。
どのレシピも材料はほとんど同じです。
水分と塩分と糖分の組み合わせになります。
なので、お気に入りの分量が見つかると、スポーツドリンクが飽きた子供でも、飲んでくれますよ。
とにかく、飽きずに水分補給をして欲しいですね。
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